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心還りて、至誠に向かい。

東京女医学校(現・東京女子医科大学)の創立者であり、女性の社会的地位向上、女子教育の基盤づくりに生涯をかけてご尽力された、吉岡彌生先生(旧姓・鷲山)の記念館を訪ねました。

館内の展示は、先生の言葉や足跡が、テンポのよいパネル年表や当時の制服、肉声などで彩られており、
まるで背中をポンと押されるような、大きな大きな愛を感じるものでした。この感覚は驚きしかありません。

先生が一生を通して伝え続けられた「至誠一貫」には、

“すべての人に「まこと」の心で接する”意味が込められていることに触れ、
誠実とは何か、真実の心とは何か、
自分の目に映る至誠とは何であったのか…

心に手を当て、こころで見つめ直すべきであるということに導かれた、呼吸も深まるひとときになりました。